自分の好きな色で、形で、大きさでろうそくを作ってみたい。
そんな方に向けて、作り方を紹介します!
材料は100均で揃います!
自作ろうそく作りは手順も準備するものも少なく、簡単です。
最初は手間取る部分もあるかもしれません。
でも、複雑な工程はないのですぐに慣れます。
また、材料はすべて100均や家にあるもので揃います。
手塩をかければおしゃれなものだって作れます!
さぁ、やってみましょう!
なにが必要?
まずは道具と材料を揃えます。
必要なものは下記の通り。すべて100均で揃います。
全部買って揃えても、100均なら1100円くらいです。
必要なもの
- ろうそく
- 芯
芯そのものが売っている場合もありますが、普通のろうそくを買ったならばその芯を使うことができます。 - ろうの湯せん用容器
湯せんするので熱伝導の良い金属製品がいいです。 - 湯沸かし用の鍋
湯せんで鍋にろうがつくので、専用のものを用意しましょう。
お湯を沸かすだけなので、100均のものでも十分です。 - 型となるの容器
ろうを流し込んで固めます。紙コップなどで大丈夫です。 - 割りばし、竹串
- はさみ
ろうそく作りの最後で長い芯を切るのに使います。
あると良いもの
- 軍手
火を扱いますので、あると安心です。特に溶けたろうは熱く、触ればやけどする可能性があります。 - 蜜蝋製クレヨン・顔料・染料
ろうそくに色を付けることができます。 - カッターナイフ
溶かしやすくするために、ろうを削るときに使います。
削らなくてもろうは溶かせるので、カッターナイフがなくても大丈夫です。 - 古紙
溶けたろうを容器に入れる時にこぼしてもいいように下に敷きます。
基本の作り方
基本の手順は次の3工程だけ!
- ろうを溶かす。
色はここで付ける。 - 容器に溶けたろうを流し込む。
- 冷まして完成!
ろうそくは容器に入れたままでも、取り出してもOK。
次項から、各工程の詳細を紹介します。
1. ろうを溶かす
ろうを溶かす際は湯せんで溶かします。
鍋に水を入れて火にかけ、60~70℃ぐらいのお湯を用意して、湯せんします。
お湯は沸騰させる必要はありません。
むしろ沸騰させると湯せんするときに危ないですし、飛び散った水が溶けたろうに入ってしまいます。
ろうそくが溶ける温度に保つように、火加減を調節しましょう。
※電子レンジを使用して溶かすこともできるようですが、発火の危険を考えると湯せんの方が安全だと思います。
※ろうを溶かす前に、ろうそくをカッターナイフなどで削ったり折ったりして小さくしておくと早く溶かすことができます。

ろうそくが溶けたら、ろうそくの芯を取り出します。

芯は古紙の上などにおいて冷ましておきます。
ろうそくに色をつける場合は、ろうそくを溶かしたこの段階で色付けします。
色付けは蜜蝋でできたクレヨンを使うのが簡単だと思います。
蜜蝋クレヨンもろうでできているので、そのまま溶かせばろうそくに色が付けられます。
もちろん染料、顔料を使って色付けしても大丈夫です。
2. 溶けたろうを容器に流し込む

割りばしなどにろうそくの芯を固定し、容器の真ん中あたりにおいて芯を垂らします。
芯はちょうど容器の底に付くくらいの長さに調節しておきます。

用意した容器に溶けたろうを流し込みます。
溶けたロウは70℃くらいあるので、触らないように、やけどに注意しながら注ぎましょう。
グラデーションろうそくにする場合は、あらかじめ色の違うろうを用意して、一つのろうを流し込んだ後に、別の色のろうを流し込みます。
勢いよく入れると最初にいれたろうと混ざりすぎてしまうので、割りばし等を伝わせるなどしてゆっくりと入れるようにします。
3. 冷まして完成!
芯をろうそくの真ん中あたりに来るよう調整し、あとはろうそくが冷めて固まるのを待ちます。

冷めたら余分な芯を切り取って、ろうそくを容器から取り出して完成です。
ろうそくを容器から取り出す時は、一度容器ごと冷蔵庫に入れて冷やすと、取り出しやすくなります。
紙コップでろうを固めた場合は紙コップを破って取り出します。
※耐熱容器であれば、そのままろうそくとして使うことも可能です。
※画像では中心がへこんだような形で固まっていますが、これは「ろうは冷ますと少し縮む」からです。
通常、外側から冷めていくので、外側が固まったときはそれほどろうの体積は変わっていないですが、中心が固まるころには、体積が小さくなっているため、中央がへこんだような形で固まります。
参考:
慣れてきたらいろいろアレンジ!
慣れれば、グラデーションろうそく・チャンク入りろうそく・アロマキャンドルなど派生したろうそく作りにも挑戦できます。
型となる容器をいろいろ変えてみても面白いかもしれませんね。
自分のアイデアをろうそくに詰め込んでみましょう!
材料を変えてみる
ろうそく芯は市販の芯以外にも使えるものがあります。
いろいろと試してみるのもいいかもしれません。
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