無料キャンプ場は全国に多々ありますが、なんとなく整備されてなくてトイレも汚いなどのイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そんなあなた。
五泉市森林公園キャンプ場を見てみてください。
思わず「これが無料!すげぇ」と言いますから。
※2019年5月の情報です。
キャンプ場基本情報
基本情報
所在地:新潟県五泉市丸田199番地 (地図は項目「アクセス」にあります。)
宿泊費:無料!
チェックイン・アウト:フリー
テントサイト:フリー
予約はありません。先着5組です。
実際に見てみた感じだと、確かに窮屈感なくキャンプできるのは5組が限界だと思います。
宿泊組数が小さいので、確実に泊まりたいのであれば、早めにキャンプ場についたほうがいいです。
宿泊するときは炊事棟横に使用者名簿があるので宿泊するときはそこに名前を記入します。
焚き火は焚火台を使用すればOKです。
焚火台がなくても、炊事場にかまどもあるのでそこで焚火ができます。
アクセス
北五泉駅と矢代田駅の間あたりにあります。
最寄り駅は北五泉駅ですが、北五泉駅からキャンプ場まで歩きで45分もかかってしまいます。
途中も自然いっぱいというわけでもないですし。。
さらに、近くにバス停もないのでバスで近くまで行くことも叶いません。
このキャンプ場のアクセスに歩きはちょっと向かないですね。。
参考サイト
森林公園キャンプ場は市営ですので、五泉市のホームページにキャンプ場のページがあります。
【公式】新潟県五泉市HP
https://www.city.gosen.lg.jp/organization/22/2/1834.html
【公式】にいがた観光ナビ
https://niigata-kankou.or.jp/spot/5699
施設
炊事棟、男女別トイレ(水洗トイレ)あり。AEDあり(さすが市営。いざってときも安心ですね!)。
シャワーはありません。
また場内に 管理棟はありません。
他の有料キャンプ場だとほぼ当たり前みたいにいる管理人さんが常駐していないので、なにかあっても自分で解決する必要があります。
そして場内に売店はないし、自販機もありません。
だから、事前の買い出しは必須です。
北五泉駅の方面に行くと商店があるので、そこで買い出ししましょう!
キャンプ場にゴミ捨て場はありません。灰も含めてすべて持ち帰りです。
炊事場、トイレには電灯がありますが、テントサイトに電灯にはありません。
そのため、ランタン・懐中電灯は必須です。
テントサイト


安価なピンペグでもするする入りますが、たまに石が埋まっているので注意。
テントサイトはフリーサイトで、地面は芝です。
サイト内には木が生えていたり、こぶ山があったりするので、テントを張ることのできる場所は自然と限られてきます。
サイトは真っ平らではなく若干の起伏がありました。
寝るにあたっては支障はない程度ですが、なるべく平らな場所を探して立てたほうが快適です。
なお、私が宿泊した日は雨が降りましたが、テントサイトに水がたまるような場所はありませんでした。
そのあたりは気にしなくで大丈夫そうです。

サイト内には小さなこぶ山があります。
てっぺんは大人が一人二人寝転がれそうなスペースがありました。
ちょうどソロ用ドームテントが立てられそうな広さです。(実際に立てるのはどうかと思いますが。)
草がぼうぼうに生えていて触り心地は柔らかく、寝転んで昼寝とかしても気持ちよさそうでした。
なお、私は雨が降った後だったので、寝転がるのは止めておきました。
駐車場

テントサイトの目の前に駐車場があります。
荷物をテントサイトまで運ぶ距離が短いのでありがたいですね!
車は15台くらいは駐車できそうです。
ただ、駐車場とテントサイトの間には木が植えられているので、大きな荷物をサイトに持ち込むのは多少面倒かもしれません。
写真だと切れていますが(写真左端)、テントサイトへの入り口はちゃんとあります。
大きな荷物や台車はそこを通って運びましょう!
炊事棟

- 使用者名簿
- 水洗トイレ
- 水道
- かまど
- AED
- イスとテーブル
テントサイトと道路を挟んで向かい側に炊事場・トイレがあります。
個人的にこのキャンプ場のきれいポイントだと思ってます。(笑)

炊事棟の横に小さな木箱が設置されていて、その中に名簿帳が入っています。
キャンプ場についたら、まずこの名簿帳に宿泊者の指名等を記入します。
他にキャンプ場利用について手続きはありません。

電灯があるので、夜も安心。
電灯はスイッチがあるので、自分で明かりを付けます。

かまどの隣に水道があります。
蛇口は全部で6個です。
最大宿泊組数が5組なので、取り合いになることは少ないと思います。
写真に写っているスポンジもろもろはこれまでの宿泊者が置いて行ったもののようです。
衛生的には使わない方がよろしいと思います。

6基あります。
写真のようにロストルがあらかじめ置いてありました。
この上に鍋とか置けますね。
陶芸工房

団体で使用予約可の陶芸工房。炊事場の隣に併設されています。
何らかの陶芸教室で使用していると思われます。
500万年前の地層

キャンプ場の山側に露出した土壁があります。
500万年前の地層らしいですよ。

登山道

キャンプ場の奥から登山道に入れます。
舗装された道路の端までは歩いてみましたが、今回は登山していないので登山道がどんな様子なのかはわかりません。
機会があれば行ってみますね。
周辺情報
スーパーマーケット/ホームセンター
キャンプ場近くの商店情報です。
個人的なおすすめは原信です。
食材ならここで揃いますし、近くにホームセンターやドラッグストアもあるので、買い物には便利だからです。
キャンプ場からの最寄りではありませんが、この原信がある周辺にホームセンターやドラッグストアなどが集中していて、ここで買い物すると移動が少なく楽です。
私は原信で食材の買い出しをし、隣のコメリで炭を購入しました。
原信の隣にあるホームセンター。品揃えも一般的なコメリ。
炭はマングローブ炭、備長炭(ちくわ炭)、成型炭がありました。
それぞれ何kgがあったかは忘れてしまいましたが、確かマングローブ炭は3kg,6kg,9kgと売っていました。
薪もありましたが、量としては少なく、薄めの板を割ったような薪しかなかったです。
地図を見る限りでキャンプ場から最寄りの商店です。
食材以外に購入するものがないならここで良いかもしれません。
炭などほかに買うものがあるなら、もう少し進んで線路の先の原信周辺で買い物しましょう。
※私はこちらのお店にはいっていないので、品ぞろえは不明です。
訪問してみて
「こ、これで無料なの?めっちゃきれい。。無料でいいのだろうか・・・?」
キャンプ目的で来たのなら、おそらくこの感想を持つでしょう。そのくらいキャンプサイトも炊事場もトイレもかなり整備されています。
最大でも5組しか宿泊できないので、大勢のキャンパーがいることもなく、静かなキャンプを楽しめます。
無料キャンプ場のなかでもかなりお勧めできます!
ぜひ訪問してみてください!